
2023年が幕を開けましたね。2022年は皆さまにとってどのような年になりましたでしょうか?私は日本株高配当の配当金は過去最高額を得ることができました。その内容を公開したいと思います!



1.高配当株って?
高配当株ってそもそもなんだろう? ⇒ 一定の配当利回り以上で配当金をしっかり出してくれる銘柄のこと
配当利回りってなんのこと?⇒「一株あたりの配当金 ÷ 株価」で表されます。例を挙げてみましょう
三菱商事(銘柄コード:8058)
2022年10月27日終値株価:4,040円 配当金150円(3月9月2回合計・予想)
150 ÷ 4,040 = 3.71%
この株価を最低単元である100株を保有することで、年間15,000円の配当金が受け取れるわけです。仮にこの株価が下がり、得られる配当金が同じであれば配当利回りは上昇します。暴落時には高配当株を買い増しするチャンスと捉える人も多くいます。
東証1部に上場している企業の平均的な配当利回りはおよそ2%台であるため、一般的には3%以上の利回りで高配当株と呼ばれることが多くなっています。その中でも私はさらに高い4%以上の利回りを投資対象としています。
2.高配当株の特徴
2-1プライム市場の銘柄が中心



東京証券取引所には現在3つの市場が存在します。
- プライム市場:大企業を中心とした市場で、時価総額100億円以上等厳しい条件があります。
- スタンダード市場:旧東証二部を含めた銘柄が移行しています。
- グロース市場:旧マザーズ、ジャスダック市場からの銘柄が多く移行しています。
高配当株投資は「配当をしっかりもらう」ことが主目的になります。スタンダード市場、グロース市場でこの手法を取り入れるケースもあるかもしれませんが、メインはプライム市場の銘柄を対象とします。
2-2 売買益は基本的に狙わない



株式投資は他の投資法に比べてリスクが高いといわれています。日々大きく値動きが有りますし、企業への投資となりますので減配リスクや倒産リスクがあります。そのリスクが一番少い市場がプライム市場です。
売買差益を狙った取引手法は成功をおさめている方も多くいますが、この購入した銘柄の株価が上下するため、取引のタイミングが見極めにくく、将来の収益も予想しづらくなっています。
プライム市場高配当株はスタンダード市場やグロース株よりも一般的に株価の値動きはゆるやかになります。大きな値上がり(値動き)はありませんが、じっくりと配当を受け取りながら利益を上げていくというのが高配当株に投資する際の特徴です。




ちなみにお坊さん投資家がゲットしている配当金の中で一部プライム市場外の者が含まれています。これは長期保有ではなく、短期トレードを前提とした信用取引で得た「配当調整金」です。
配当調整金についてはコチラの記事もご参考になってください!
3.高配当株投資のメリット
3-1 安定的に配当金が得られる
株を持っているだけで定期的に配当金を提供してくれます。何と言ってもこれが一番のメリットでしょう。
最近ではFIRE(Financail Independence Retire Early:経済的自立、早期退職)という言葉も流行っていますよね。
会社に勤めて安定的に給与を得る代わりに配当だけで生活するとなった場合は、高配当株投資が柱になってくるのではないでしょうか。
3-2 株価に一喜一憂しない
株価が大きく下がっても出してくれる配当金は一定です(減配リスクは一旦除く)。
ですから、株価が下がっても上がってもそれにいちいち反応する必要はありません。ある程度の安心感を持って取引できる点が、高配当株投資のメリットです。逆に暴落時には高配当株を追加購入するくらいの余裕をもつとよいでしょう。
3-3 下落よりも上昇する可能性が高い
高配当株は企業としてしっかりと利益を出しているから配当金を出せるわけです。プライム市場で利益をしっかり確保し、今後もある程度の成長が見込める企業であれば、株価も底堅く推移し上昇も見込めます。先に説明した通り基本的に値上がり益は狙いませんが、下落して含み損を抱えることなく、仮に株を売却した際株価が上昇していれば利益が出ます。さらには配当が増配となれば保有する株の配当利回りも上昇していくことになります。
4.高配当株に投資するデメリット(リスク)
4-1 減配リスクがつきまとう
高配当株投資には、配当が減らされる「減配」や配当が無くなる「無配」のリスクがついてまわることになります。別の記事でそれらをできる限り減らす銘柄選定の詳しい方法をご紹介しますが、銘柄選定をより慎重に行い、できる限り減配や無配が起きる可能性が低い銘柄を選ぶのがポイントです。
4-2 配当金にも税金がかかる
株式は売却によって得られる利益のほかに、配当金に対しても税金がかかります。
そのため、配当金を確認する際には、税引き後の価格をチェックするとよいでしょう。
株式取引をする際の口座設定にもよりますが、特定口座(源泉徴収あり)で取引された場合、配当金に対する税率は20.315%は、支払いの際に源泉徴収されます。
受け取った時点で税金はすでに支払っていることになり、原則として確定申告は不要となります。
4-3 売却益(キャピタルゲイン)を狙いづらい
高配当株の株価値動きはゆるやかであるため、特に短期での株価の値上がりによる売却益「キャピタルゲイン」を狙っていくことは難しいです。元々それらを想定していませんが、ここはデメリットとして改めて記載しておきます。また、メリットでも記載した株価上昇の可能性もありますが、高配当株銘柄は産業や企業として成熟しているケースもあり、成長性では劣るケースもあります。
戦略としてキャピタルゲインを狙える銘柄とインカムゲイン中心の高配当株をバランス良く保有するというのも良いでしょう。
5.お坊さん投資家2022年配当金結果
ではここで2022年の配当金をいくらもらったのかを開示します♪
権利落日まで保有し、その後手放したものもあります。今も保有するものは太く濃くなっています。2022年12月権利落ち分は2023年1月1日時点で実際の配当金の振り込みがされておらず、推定値で算出しています。
また、NISAとそれ以外が混在しており、税金が引かれているものと非課税のものも混在しています。







2022年は日本株の配当金(と配当調整金)で合計452,221円を獲得できました!!
皆さまの保有と同じ銘柄のはありましたでしょうか? 2023年は日本株で月平均5万円、合計60万円の配当金を目指していきます!
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