お坊さん投資家が実践している高配当株投資!実際今買うならどの銘柄?をまとめてみました!現時点では日経平均の暴落もあって20銘柄に増えました。どれもお坊さん投資家自信の銘柄です^^
基準にしている指標も併せて掲載しています!
1.今買うなら!高配当銘柄一覧!
8月の令和版ショックで23銘柄ありましたが、その後株価が回復し現在は18銘柄が候補となります。
お坊さん投資家が保有している銘柄は右側に〇があります^^現在保有は11銘柄になりました。
日経平均の暴落に伴い、保有増えましたし全体的に利回りもUPしました。引き続き購入のタイミング見計らっていきます。なお、記載の通り基準の配当利回りは3.5%(付近)以上を基準にしています。
それ以外の具体的な指標については以下をご覧ください!
▮ 高配当株銘柄選定ポイント4選
ではここからは具体的に高配当株投資の銘柄選定方法を見ていきましょう。あくまでも参考とし、具体的な銘柄購入についてはご自身の責任と判断でお願いいたします!
3-1 東証プライム市場であること
東京証券取引所には①プライム市場②スタンダード市場③グロース市場と3つの市場に分かれています。高配当株投資の前提は減配や倒産リスクを極力抑えることが大切です。この3つの市場の中でも旧東証1部の①プライム市場は高配当株投資に適している銘柄ため高配当株投資の銘柄選定には東証プライム市場の銘柄を選ぶようにしましょう。さらに絞るのであれば時価総額500憶円をベースにし、絞り込んでさらなる大企業だけにしたい場合は1000憶円等で絞るとさらに安定感は増すでしょう。
3-2 過去の配当歴を確認する
高配当株を選ぶ際は、現在(今年の実績や来年の予想)の配当だけでなく過去の配当を確認しておくことが重要です。会社四季報でもいいですが、これを確認するのに一番効率的な方法はマネックス証券の銘柄スカウターという機能です。過去の配当をグラフで掲載してくれています。もし口座開設が未だの方は是非開設されてみてください。私は過去10年間の配当歴を確認し、10年間で減配がないか、無配(配当を出さないこと)がないかを確認しています。
例えばこちらは三菱商事の過去10年間の配当推移です。
過去10年間で見ると一度も減配がありませんね。このように過去に減配があるのかないのかを確認し、できる限り減配が無い銘柄を選ぶようにしましょう。何らかの理由で減配や無配があったのであれば、その理由を確認し今後その企業で同じリスク等も含め再度減配が無いと判断すれば投資対象としても買いませんが、1度あることは2度あるかもしれませんので候補から外すのが無難でしょう。「今回は10年間で減配が無い銘柄」で抽出しています。
3-3 配当性向40%以下
配当性向とは、会社が事業によって得た利益をどのくらい株主に還元しているかを表す指標です。配当性向は以下の算式によって求められます。
配当性向(%) = 配当金支払総額 ÷ 純利益 × 100
配当性向が高い会社は株主に多くの利益を還元していますが、反面、会社に残る資金が少なくなり、積極的な投資ができていない可能性があります。様々な理由から配当を無理して拠出している可能性もあり、しっかり確認することが必要です。過去数年にわたってこの配当性向が40%を下回っていれば今後も利益から無理に配当を出すことなく安定して配当を出す、または増配してくれるでしょう。過去からの配当の推移も併せて確認しましょう。
3-4 自己資本比率50%以上
自己資本比率とは、会社の全ての資本(総資本)のうち自己資本が占める割合を指します。総資本は、「自己資本」と「他人資本」で成り立っています。自己資本比率が高いほど、借りているお金が少なく、会社の純資産(企業の純粋な資産のこと、自己資本と同義)が多いことを示します。
自己資本比率が低いほど返済できないリスクが大きくなり、信用できないという理由で資金調達が難しくなります。自己資本比率は以下の式で求められます。
自己資本÷資産(他人資本+自己資本)×100
例えば自己資本が500万円、他人資本が700万円の場合、自己資本比率は41.7%です安定的な経営をしているかを確認するため、この指標が50%を上回っているかを確認するようにしましょう。現在の日本は低金利ですが、今後利上げも予想されます。他人資本には利率がついているものも多くあり、可能であれば安定経営、安定的な利益と配当を出すためにも自己資本比率が50%を上回ってれば一安心です。
※ただし、この自己資本比率は業種によっても水準が異なっています。不動産や医薬品等は低くなる傾向にあり、自己資本比率は低くても優良企業は沢山あります。お坊さん投資家はこの基準をしっかり守りつつ、リスク分散の意味で自己資本比率が50%を下回っていても投資対象にしている銘柄も複数存在します。
このほかにも様々な指標を参考にすることがありますが、まずは上記4つを実践して抽出してみました!
(他の指標も見たくなってしまうかもしれませんが、お坊さんとしてはこの指標だけしっかり見ておけば大やけどは回避できると思います!)
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